先月は、人気の映画「バットマン」の封切りとともにショッキングな事件がおきました。
コロラド州の映画館で、24歳の青年が銃を乱射して、
14人死亡、多くの人が重軽傷を負いました。
私たち日本人がアメリカでこのような事件を聞くと、どうして銃砲の所持や
購入についてもっと厳しい法令をしかないのかと感じます。
しかし、法律や条令を厳しくしたら、本当にこのような事件が減るのでしょうか。
1970年代にアメリカでは自宅にプールを設置する数がピークに達したといいます。
そのころ、銃による事故や殺人で犠牲になった人数よりも、プールで事故死した子供の
数が上回ったそうです。
皮肉な話ですが、プールを自宅に設置する目的は、明らかに悲劇を招くためではありません。
家族で楽しい時間を過ごそうという理想の実現に過ぎないことが、結果的に銃が原因で
亡くなる人よりも、水難事故で亡くなる人の数が多くなったというのです。
はじめの人、アダムとエバが罪に陥ったそのときから、この世の中は罪の性質を持つ人間
の支配する場所となりました。
罪を持つ人間が考え付くこと、生み出すものすべては決してはじめに神様が望んでおられた
完璧な状態には絶対なりえません。
ちょうど毒の入っている器にどんなに清い水を入れてもそれを飲むことはできないように、
私たち人間から出るものには、ほとんど良いものがないということです。
そんな私たちがどうのようにして本当の幸福を感じることができるのでしょうか。
パウロはこのように言います。「何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかを
わきまえ知るために、心の一新によって自分をかえなさい。」
完全の義であられる神様の思いを知る前に、私たちは心の方向転換をしなければならないのです。

~今月のバイブル・ヴァ-ス~

何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって
自分を変えなさい。 ローマ12章2節


(2012年8月号・月報うみかぜより抜粋)